旨味がある綺麗な酒質で、和の食を最大限に生かす名脇役を演じきる酒「天寶一」

広島県東南部、備後地方の中心都市として繁栄を続ける福山市郊外（旧深安郡神辺町）に位置する「天寶一」の蔵は、明治43年（1910）年の創業で、５代目蔵元の村上康久さんを中心に意欲ある杜氏と若い蔵人が力を合わせて大変熱心に酒造りに取り組んでいます。
酒名の由来となった「天地の唯一の宝」になるという創業精神を映し込み、旨味と酸味が一体となって澄んだように綺麗でかつふくよかな余韻のある酒が「天寶一」です。
食中酒を極めることを目標に、ひとつひとつの工程を丁寧に行い、徹底した低温貯蔵と出荷管理により、洗練された豊かな味幅とキレ味に優れた完成度の高い酒を醸し出しています。
食の雑誌「dancyu」2010年3月号では、広島県の有力蔵元集団の一角として大きく紹介され、力強さが漲る、抜群の存在感のある酒として絶賛されました。
「今のスタッフが酒造りを通じて人として成長すれば、自ずと酒も成長すると信じて、これからも酒と常に向き合っていきたい。」という蔵元の情熱が迸る酒、「天寶一」をぜひ味わってみてください。